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じょわ、アートに走る?(その1) [本]

世間は、明日までが黄金週間のようですが、
「母子家庭」じょわ家は、昨日より通常モード。よって、今日はふつーの土曜日です。
・・・誰がなんと言おうとも。

連休初日、息子さんは部活に行きました。娘さんはお休み。
油断すると、平気で昼まで寝続ける女子中学生。そこそこの線で起こして、
まずはお勉強です。翌日からまた部活なので・・・
わたしは庭の草むしり。
ささやかな庭ですが、冬中放置で雑草(特にドクダミ)に侵略され放題。
芝生は、韓国帰りのダンナさんに後で面倒を見てもらうとして、
花壇だけは何とかしなきゃ。
で、お昼過ぎまでがんばって、ゴミ袋4つ!
いくつかのプランターの土も花壇に戻し、根っこを取り除いて肥料を混ぜ混ぜ。
日を改めて、野菜と花の苗を買いに行く・・・と言うことで終了!

後片付けをして、娘さんと買い物がてら食事に出ました。
途中で、本屋に寄り道して、衝動買いしちゃいました。
5月5日に、千葉へ出かける以外はさしたる予定もないんだもん・・・。

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向かって左から・・・
二ノ宮 知子 「Nodame Illustrations」 のだめカンタービレイラスト集(講談社)
浅田 弘幸 テガミバチイラスト集「Shine」(集英社)
荒川 弘 イラスト集「FULLMETAL ALCHEMIST 3」(スクエア・エニックス)
すべてお気に入りのマンガのイラスト集でございます。
それぞれ、雑誌掲載時の表紙・扉絵、コミックスのカバー絵、アニメDVDの特典用などに、
書かれた作品がまとめられてます。イラスト集のための書きおろしもあり。

それぞれの画風が色濃く反映されたイラスト集なので、見ていて本当に楽しいです。
のだめのドレスの流れるようなサテンの「黒」
エドワード・エルリックの服、軍人たちのコート、アルフォンス・エルリックの鎧の
重みのある「黒」
テガミバチの背景、夜が続く大地の空。高くなるにつれ、吸い込まれるように、
深みを増す「黒」
「黒」という色は、こんなにも多くの表現の可能性を持つ色なんだということを、
改めて感じましたね。

「のだめカンタービレ」のコミックスは、前に記事にした通り、全巻手放してしまいまして。
本棚に余裕があれば手元においておきたかったです・・・後悔はしてないけど。
なので、画集は本当にうれしいですね。
水彩のような、風を感じられる色合い、伸びやかさ。「のだめ」のイメージにぴったり!

「鋼の錬金術師」のイラスト集は1巻、2巻も持っていまして、もちろん買うわよ!状態。
掲載誌「少年ガンガン」のカラーを反映した、少年誌らしいイラストが多いです。
シビアな、重いイラストもいいんですが、コミカルなタッチの作品も大好きです。
遊び心が豊富で、作者も楽しんで書いているんだろうなーっと思います。
「赤」のバリエーションはとにかくすごい!

「テガミバチ」は、本屋で第1巻を「カバー買い」してしまったほど、
カラーイラストにひかれてました。
3冊のうち、最初に本屋に並んだのがこれなんですが、何せお値段が立派で・・・。
でも、買って悔いなし!でした。こちらは「青」ですね。とにかく・・・。
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」だったでしょうか、文庫本のカバーイラストも手がけた
人でもあるので、「ああ、あれかー」っと思った方も多いのでは?
そのあたりの作品を集めたらしいイラスト集も今月出たんですが、
同じくらいの値段がするんだろうなー。

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星・・・見ませんかー? [本]

抗生物質のお世話になりつつも、
日常生活が送れるようになったじょわです。
今回は久しぶりに本の話題をいってみようかと思います。

今年は「国際天文年」
夏には皆既日食で大騒ぎしたのも記憶に新しいところ。
(あとからEさんとかNさんがらみで、「違う意味」で話題になるとは思わなかったけどさ)
この冬は、「流星群が条件よくておいしい」らしいというので、
今月後半のしし座、12月前半のふたご座流星群をひそかに楽しみにしてます。
(詳しいことは、国立天文台などのホームページを見ましょうね。)

それにあわせたわけじゃないんですが、
半年ほど前にはまったマンガがこちら。
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柏原麻美『宙(そら)のまにまに』 (講談社)
『アフタヌーン』連載中で、現在単行本は6巻。(今月7巻が発売予定)

とある高校の天文部が舞台の青春ストーリー。
友情あり、ラブ要素あり、星萌えありの楽しいお話。
(実はこの夏、UHF系放送局でアニメ版が放送されてまーす。
こちらもおすすめ。レンタル屋さんでさがしてみてくださいねー。)
主人公たちが、「ゼロから部活を立ち上げている」という設定のため、
マンガを読み進めながら、彼らとともに天体観測のノウハウもわかっていく・・・という、
「お楽しみ」もついています。(カバーをはずしたその中もなかなかよーん!)

一気に単行本を読んで、しばらくしてから見つけたのがこの本。
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柏原麻美『宙のまにまに 天体観察「超」入門 機材ゼロでも大丈夫!』
(講談社 アフタヌーン新書)
元高校地学部のじょわも、結構お世話になった、
講談社の「ブルーバックス」をほうふつとさせるような?カバーがなかなか。

この本のすごいところは、
「本当に何もわからないところからスタートしましょ?」という一言に尽きます。
なんてったって、「世界一わかりやすい天体観察入門」書なんだもの。
・・・そう、「天体観測」ではなく、「天体観察」なのですよ。
だからこの本では、
「どんな道具が必要か」よりも、「どのように星を見るか」の方が、順番が先。
著者の柏原さんも、自ら現役天文ファンであり、
持ち物に関しても、実用的かつお金をかけない工夫が満載です。
普通、道具の「二の次」になりかねない防寒対策についてもページを割いています。
・・・千葉の某県立高校の屋上だって、冬の夜中は死ぬほど寒かったのよ。
冬の夜空は本当にきれいだけど、ハンパねぇ寒さとの戦いですんで。

この冬、星見に挑戦したい・・・と考えている、そこのあなた!
まず、これらの本を読んでみませんか?
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最近の目の友 [本]

あいも変わらず、有川浩ブームが続いてます。
春眠中に予告どおり「自衛隊三部作」を読み終えました。

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2作目の「空の中」
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3作目の「海の底」

両方ともすごく面白かったです。
1作目の「塩の街」よりわかりやすいです。
ライトノベルでデビューした作家さんらしいなあと思います。
大人の方の場合、ライトノベル慣れしていないと、感想がかなり違ってしまうという部分はあり?
自衛隊員という職業の「大人」が出てきますが、
この2作の場合、特に子供たち、小学生、中学生が物語の中心で話を引っ張っていくので、
中学生・高校生の皆さんなら、登場人物に感情移入しやすくていいかもしれません。
リアルな戦闘描写もありますが、作者が女性ですので、女子の皆さん、大丈夫よー。
「海の底」が、若干ロマンスシーン多目でございます。
・・・うちの中学生(♂)は、母の推薦に耳を貸さない人ですけど。

そのあとに、間髪いれずのいいタイミングで登場したのがこれ。
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「別冊図書館戦争Ⅰ」
いわずとしれた、「図書館戦争」シリーズのスピンアウト第1弾です。
ファンの端くれですので、もちろんアニメも欠かさず見ております。むっちゃおもしろい!
(原作、今から読んでも遅くないですよー)
真っ赤でハートなカバー、
「恋愛成分が苦手な方はご健康のために購入をお控えください」という一文、
単行本4冊がっちり読みきり、エンドタイトルまでクリアしたわよー・・・なわたしには、
むしろ、「かかってこいやぁ」とすら言われているようで・・・。
上等じゃん。ショッキングピンクのバラだろうが、キラキラお星様だろうが、なにきたって平気よ!
・・・確かにベタ甘です。強力です。
「熱血バカ」を上回る勢いで、「怒れるチビ」改め「ツンデレ王子様」が暴走してるよー!!
堂上篤くん、きみのツンデレっぷりにわたしは萌えまくっているわよっ!
(なお、左←に、アニメ版堂上のアップをご用意しました。クリックすれば公式HPにいける・・・はず)
※都合により、堂上から主人公・笠原郁に変更いたしました。
「Ⅱ」は夏に出るそうです。次のカップルにも期待が持てそうだよ。

さすがに、路線変更して一息つこう・・・という気になりまして・・・
そういうときに、またまたタイミングよく現れたのがこちら。
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上橋菜穂子「流れ行く者-守り人短編集-」
「精霊の守り人」から続く「守り人」シリーズ。こちらもすでに完結していますが、
それの短編集が、新刊として出たのです。
後に女用心棒として活躍するバルサ。彼女が父親の友人ジグロにつれられて、
故郷カンバルから流浪の旅にでる・・・そのいきさつは、2作目「闇の守り人」で語られています。
旅の出来事は断片的に出てきていますが、
その時代のバルサ・ジグロ、そして、バルサの幼馴染であるタンダのことをつづっているのがこの本。
・・・次はこれを読みまーす!

ブーム、来てます。(小説篇・その1) [本]

去年の秋に、有川浩さんの「図書館」シリーズに触れたのですが、
年が明けて、本格的に「ブーム」が来てしまいました。だれに?もちろんわたし。
11422561.jpg 最新刊の「阪急電車」(幻冬舎)です。 雑誌連載されていた分に、書き下ろしを追加したものです。 関東に住むものにとって、「阪急電車」というのは未知の世界です。(ちなみに有川さんは関西在住) 例外があるとするなら、鉄道マニアの皆さん、 もしくは、宝塚大劇場への「巡礼」経験をお持ちのヅカファンの方々か・・・ (物語は、阪急宝塚駅で始まり、阪急宝塚駅で終わるため) 「阪急電車」というタイトルで、私の頭にビンときたこと。 それは、前作「図書館革命」の一部分でした。 ネタバレになる恐れもあるので、多くを語れませんが、 第一作「図書館戦争」から、ずっと舞台は東京都下だったり、都内だったり、水戸だったり、 関東で話が進んでいたのですが、 「図書館革命」の後半、舞台は大阪にうつっていくのです。 そこからのくだり、地元ならでは・・・で、より一層いきいきしてくるんですよ。 そんな著者が、いわば、「地元にこだわった小説」。はずれていないはずはない! 舞台は「阪急今津線」。各章は、「宝塚駅」から、「西宮北口駅」まで、駅名のタイトルがつけられてます。 ある日の電車に乗り合わせた人々の数分間の出来事がつづられていきます。 それぞれの登場人物は、それぞれ別の駅からその電車に乗り合わせ、それぞれに降りていきます。 前の章の主役が、次の章の主役に別目線で語られたり、 あるときは、ささやかな影響をあたえたりしていきます。これも電車っぽい。 で、もっと面白いのは、「書き下ろし」として、折り返しの電車の話がついていること。 こちらは、連載部分の1年後の話。登場人物のその後が描かれつつ、 でも、連載部分の「ルール」は崩されていないのですよ。 新しい登場人物を加えつつ、ちゃんと重なり合って、でも、電車は普段と変わらず走っている・・・と。 一気に読み終えてしまいました。 著者が女性ですし、恋愛小説にも定評のある人です。 正直、わたしは、常々「恋愛小説は読めない人だろう」と思ってまして、 (実際、有川さんの「クジラの彼」は、恋愛要素が強そうでいまだに手を出せないです。本屋で悩む日々。) でも、「恋愛」だけではない部分もちゃんとあるんで、 「あー、よく考えたら恋愛小説だったんだ・・・」と後から気がついたほど。 これで、弾みをつけて、勢いで「自衛隊三部作」に進んでしまいました。 こちらについては次に・・・。

今週のマンガ本② [本]

今週の・・・というより、先週買い込んだ本の数々です。
年末ゆえでしょうか、当初より発売が繰り上がったものもあったりして、
ものすごいです。

今週のマンガ本①はこちらでーす。
http://blog.so-net.ne.jp/jowagamenote/2007-12-07

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今週のマンガ本① [本]

今月相当マンガ本を買う・・・と、発表してしまったので、
わたしは、いい年してこんな系統読んでます・・・というところを、
公開してしまおうと思います。

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読書の秋もしてたのよ。 [本]

今月後半は、腱鞘炎騒ぎもあったりで、久しぶりに活字三昧してました。
・・・最近は、「マンガ本」の読書の割合が高かったものねー。
1ヵ月半ほどかかりましたが、「山田太郎ものがたり」(森永あい)、15冊読破しました。
ドラマは一度も見てません。本屋で「お試し見本」読んではまっちゃいましたよ。
・・・あ、マンガの話じゃないですよね。

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夏の読書の友 [本]

ここ半月の間に手に入れた本です。
小学校のボランティアのおともにつれていったりしましたよ。


中川人司著「宇宙授業」(サンクチュアリ出版)です。
中川さんは、現在は大阪の府立高校の先生をされていますが、
元の宇宙開発事業団(NASDA)・現在の航空宇宙開発機構(JAXA)の職員をしていたという経歴の持ち主でもあります。先生業の傍ら、高校の物理教科書の編集委員にも名を連ねています。
ヴィレッジ・ヴァンガードで、珍しく一目ぼれして買いました。
宇宙について、それから国際宇宙ステーションをはじめとする、宇宙計画のことについて、
たぶん今、日本で一番わかりやすい本ですね。さすが先生!
専門用語も出てきているのに、とにかくするすると頭の中に入ってきてしまうんですから。
ルビを振っていませんが、中学生でも十分OK。ちょっと頑張れば小学6年生でもいけるかも。
さらーっとよんで、何気に子供の前で自慢する。株上がるかもよ。お父さん!


上橋菜穂子著「獣の奏者」(全2冊・講談社)です。
ついに、ついに、手をつけました。以前に取り上げた「守り人」シリーズも一気に読み終えましたが、
これも、読み出したら、もう止まりませんでしたね。
主人公エリンは、純粋に自分の信念に従って生きていくのですが、それが、図らずもひとつの国の運命を左右して行きます。なくなった父親の一族が仕える「大公領」の人々、過去の歴史を反省し、掟をかたくなに守る、亡き母の一族、幼いエリンが命を救われ、多くを学んできた「真王領」の人々が、複雑に絡みながら、ひとつにまとまって行きます。その中で、エリンは国の失われた過去に気づき、自分の為すべき道を見つけて行きます。
文句なしに、トップクラスのファンタジー作家ですね。上橋さんは。


矢口加奈子著「やさしい切り紙」(池田書店)です。
この秋、ハマってみようと思っているのが、これです。
折り紙を、三角や四角に折って、ちょきちょきはさみで切込みを入れて、広げると・・・っていう、
あの「切り紙」です。
最終的には、「紋切り」まで行ってみようかなと思っていますが、
とりあえずは、入門篇ですね。がんばるぞー!!


今夢中です。 [本]

先日、うちのおじょーさんが、珍しく図書館へ行くといいだしました。
友達と待ち合わせている・・・らしい。
普段なら、「自転車で行っておいでー」というところですが、外は雨降り。
ちょうど図書館の向かいは中学校。息子さんが、雨具を持たずに出かけたことを思い出し、
図書館に行きがてら、届けに行くのも悪くない。ちょっとしたプランも思いついたことだしね。
そこで、車で2人、出かけることにしました。

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