夏の読書の友 [本]
ここ半月の間に手に入れた本です。
小学校のボランティアのおともにつれていったりしましたよ。
中川人司著「宇宙授業」(サンクチュアリ出版)です。
中川さんは、現在は大阪の府立高校の先生をされていますが、
元の宇宙開発事業団(NASDA)・現在の航空宇宙開発機構(JAXA)の職員をしていたという経歴の持ち主でもあります。先生業の傍ら、高校の物理教科書の編集委員にも名を連ねています。
ヴィレッジ・ヴァンガードで、珍しく一目ぼれして買いました。
宇宙について、それから国際宇宙ステーションをはじめとする、宇宙計画のことについて、
たぶん今、日本で一番わかりやすい本ですね。さすが先生!
専門用語も出てきているのに、とにかくするすると頭の中に入ってきてしまうんですから。
ルビを振っていませんが、中学生でも十分OK。ちょっと頑張れば小学6年生でもいけるかも。
さらーっとよんで、何気に子供の前で自慢する。株上がるかもよ。お父さん!
上橋菜穂子著「獣の奏者」(全2冊・講談社)です。
ついに、ついに、手をつけました。以前に取り上げた「守り人」シリーズも一気に読み終えましたが、
これも、読み出したら、もう止まりませんでしたね。
主人公エリンは、純粋に自分の信念に従って生きていくのですが、それが、図らずもひとつの国の運命を左右して行きます。なくなった父親の一族が仕える「大公領」の人々、過去の歴史を反省し、掟をかたくなに守る、亡き母の一族、幼いエリンが命を救われ、多くを学んできた「真王領」の人々が、複雑に絡みながら、ひとつにまとまって行きます。その中で、エリンは国の失われた過去に気づき、自分の為すべき道を見つけて行きます。
文句なしに、トップクラスのファンタジー作家ですね。上橋さんは。
矢口加奈子著「やさしい切り紙」(池田書店)です。
この秋、ハマってみようと思っているのが、これです。
折り紙を、三角や四角に折って、ちょきちょきはさみで切込みを入れて、広げると・・・っていう、
あの「切り紙」です。
最終的には、「紋切り」まで行ってみようかなと思っていますが、
とりあえずは、入門篇ですね。がんばるぞー!!
切り紙おもしろそうですね。
最近読書してないなぁ~。
by はなたん (2007-08-30 20:55)
切り紙、難しそうだけど
面白そうですね♪
作品、ぜひアップしてくださいね^^
by ☆ももりんご☆ (2007-08-31 10:20)
私としては宇宙授業が面白そう。
難しいことが簡単に分かりそうだとついつい手にとってしまいますよね。
by (2007-08-31 18:46)
「宇宙授業」面白そうですね。身近にない世界なので、興味津々です。
また、そーゆーことが分かって、映画とか見ても面白いでしょうね♪
切り紙は難しそう。とても繊細そうで‥‥。
でも、紙とハサミさえあれば出来るアートですね!
芸術作品、楽しみに待ってまーす。
by みっちぇる (2007-09-01 23:30)
はなたんさん
子供の頃には、折り紙をやみくもにおって、適当に切って・・・
というような作り方でしたが、
きちんと折って、見本に忠実に切り込みを入れていく・・・
というのも、それはそれで楽しいですよ。
正方形からのモチーフは作ったのですが、
長方形からのは、まだ手付かずなので楽しみです。
☆ももりんご☆さん
出来上がってきたモチーフからは、
複雑な切り方を想像させられるのですが、
意外と簡単に切り出せるんですよ。
「やさしい切り紙」は、第2巻もあるので、
こっちも買ってみようかなーっと思ってますよ。
hiroさん
「宇宙授業」は、1項目が2,3ページ程度です。
あっという間に読めてしまいますよ。
本屋さんで見かけたら、ぜひ手にとって見てくださいね。
みっちぇるさん
「宇宙授業」を読んでから、アニメやSF映画を見ると、
「そっか、これってありえないんだ!」っていう、発見もしますよ。
たとえば、宇宙空間の戦闘シーン。
巨大戦艦の発砲音とか、爆発音って・・・うそっぱちなんですよ。
なぜなら、「宇宙空間は真空だから」
音がないと盛り上がらないので、ついているだけです。
くわしくは「宇宙授業」をどうぞ。
(効果音のくだりは載っていません。あしからず。)
by じょわがめ (2007-09-11 15:42)