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じょわ、アートに走る?(その2) [お出かけ]

黄金週間、皆様いかがだったでしょうか?
今日から通常営業の方、楽しい夏休みを夢見てがんばりましょう!

さて、ここからは連休2日目のお話。
息子さんも娘さんも部活に出かけて、いよいよヒマになりました。
庭仕事の続きもしたいところだけど、そのためにはホームセンターへ資材調達が必要。
年季物のスコップの柄(木製)がぽっきり折れちゃったし。
でも、週間予報じゃ、翌日から雨や曇り先行の予報だしなー。
天気がいいのは、今日(4月30日)がMAXみたい。
そこで、かねてからの「計画」を実行することにしました。
・・・本当にアートに走ってやるー!

目的地は、佐倉市の「DIC川村記念美術館」
ここは、DIC株式会社が運営する美術館です。
・・・元の社名「大日本インキ科学工業株式会社」がなじみのある方も多いかも。
DICとグループ企業が所有するコレクションを公開しています。
開館当初は「川村記念美術館」という館名でした。
その名の通り、会社の設立者・川村一族のコレクションからのスタートでしたが、
今年4月に現在の名称に変更になったそうです。
17世紀のレンブラントの肖像画やルノアール・モネといった印象派、
かと思えば、長谷川等伯・横山大観・上村松園などの日本画。
ピカソやシャガールも観られます・・・が、これらはぜーんぶ「前菜」。ここではね。
この美術館、20世紀のヨーロッパ・アメリカ美術の作品の量がハンパないんです。
カンディンスキー、エルンスト、ロスコ、ステラ、ウォーホル・・・
この時代の作品が好きな人には、本当にたまらないところらしくて、
高速走ってやってくるリピーターも結構いるらしい・・・?

開館間もない頃に行ったことがあるっきりで、本当に久しぶり。
念のために、出がけにホームページを調べてみたら、
えー、自然散策路なんて出来てるのー!開館日にしか入れないけどタダよ、タダ!
(隣接するDIC総合研究所とあわせて、30ヘクタールだそうです。)
しかも、この時期限定で、ツツジ山の公開ありですってー!
そりゃー、行くしかないでしょ。

佐倉市といっても、市街地より、かなり八街(落花生の本場)市に近いので、
表通りを使わず、カンを頼りに田んぼを眺めつつ「じょわさん号」を走らせます。
人の顔をおぼえるのが苦手なくせして、初めてのところでも割と道に迷わないじょわ。
・・・さすがに、今回は闇雲に走りすぎて、迷子になりかけました(笑)
知ってる道に出たときは、ちょっと泣きたくなりましたもん。

今回も携帯カメラでお送りします。
F1000128.JPG
今年の桜も、これで見納めかな?

F1000127.JPG
ハナミズキ。
建物はレストランとギフトショップ。

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人工池には白鳥がいるんですよー。

F1000125.JPG
美術館の側から、ツツジ山を見るとこうなります。
ツツジ山のあるところは、DICの総合研究所になるので、普段は立ち入り禁止。
なので、花の時期だけの限定公開となるんですね

F1000124.JPG
池を反時計回りに回りこんで、ツツジ山到着。後ろの建物が、DICの総合研究所です。
真ん中のパラソルのところで、案内チラシを配っているらしいので近づくと・・・

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白鳥の卵(無精卵)。大人の握りこぶし大・・・ってところですね。
ニワトリの卵よりは大きい・・・とは思ってましたけど、ちょっと予想外の大きさ。

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150メートル以上はあるんじゃないかなあー?圧巻のピンクのじゅうたん。
実物はもっと鮮やかで、斜面も4,5メートルくらいあるんですよ。
ちゃんとしたカメラで撮りかったっす。

F1000121.JPG
ちなみに、これ、クルメツツジだそうです。
ツツジの終点は、研究所の玄関前。そこから池に沿って美術館方向へ戻ります。

F1000119.JPG
お弁当を持っていくのにぴったりな広場です。だから家族連れも多かったのねー。
ここもタダスペースでございますー。美術館が無理な小さい子供もノープロブレム!
真ん中にあるのは、ヘンリー・ムーアの彫刻作品。

F1000118.JPG
ちょっと木陰の斜面にいっぱい咲いてました。なんて名前の花なんでしょ?

F1000117.JPG
で、1周回って、これがお目当ての美術館の建物です。こちらは有料。
行った時はコレクション展示でした。4月初めに展示替えをして、
次の入れ替えは今月半ばの予定だとか。所蔵点数は1000点以上だそうですから。
震災の影響で、5月末からの特別展が中止になったり、影響がちょっと出ているみたい。
フランク・ステラの立体作品がいくつかあるんですけど、よく壊れずにすんだなー。
ま、かなりがっちりと壁に固定してありましたけど。
3年前に増築をしたそうで、マーク・ロスコとバーネット・ニューマンの作品が、それぞれ、
「専用ルーム」状態で飾られてます。写真が載せられないのが残念ですが、
個人的には「ニューマン・ルーム」が気に入りました。

お土産買って、そろそろお帰りかな?心なしか風も強くなりだしたし。
自然散策路はまたの機会。次は花ショウブ?アジサイ?大賀ハス?
楽しみには事欠かないようですからねー。

帰りは素直に県道を八街方面に。
途中、スーパーと、ホームセンターに寄り道してお買い物。
ついでに「じょわさん号」にご飯(ガソリン)も食べさせて帰ってきました。
あー、楽しかったー!!

DIC川村記念美術館ホームページ  http://kawamura-museum.dic.co.jp
ぜひ見てみてね!
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コメント 7

リンさん

美術館もステキですが、庭がすごいですね。
歩いてみたいです。
佐倉の歴史博物館には行ったことがあります。
勾玉セットを買って子供の夏休みの宿題にしました。
千葉っていろいろあっていいですね^^
by リンさん (2011-05-10 10:27) 

じょわがめ

♪リンさん♪
歴博(国立歴史民俗博物館)ですね。
実家へ行く道の途中にあるので、月曜日も前を通ってきたところです。
歴博もしばらく行ってないなあー。今度行こうかなー?
あの場所自体が、佐倉城の本丸跡です。なので思いっきり広場状態。
桜の時期にお弁当持って行くといいんですよね。
付属の植物園もあるんですよ。そっちは見られましたか?

DIC川村記念美術館は、国道51号線からちょっと脇へそれたところなので、
水戸方面からは51号をそのまま走ってきてもいいし、
東関東道佐倉インターを出ても、すぐ51号なので、千葉方面へ進めば、
すぐ案内看板が見つかりますよ。
休日は野菜の直売とか、屋台が出ることもあるらしいので、
またふらぁーっと出かけようかと思います。
・・・大丈夫!今度はしっかり覚えた裏道ルートでいくもんねー(^^)/
by じょわがめ (2011-05-11 12:55) 

sinjitsu

コメント有りがとうございます!
白鳥が陸にいる姿は初めて見ました!!
それに満開のツツジ、圧巻ですね。
by sinjitsu (2011-05-11 23:57) 

じょわがめ

♪sinjitsuさん♪
じょわブログへのお越し、ありがとうございます。
行ったときは、白鳥が3羽、鴨が2羽ほどおりまして、
お子様に愛想をふりまいておりました。
美術館の建物の先、木々の間に「白鳥の家」と札の付いた小屋を見つけました。
ちょっとした池もあって・・・庭付き一戸建てかよー!待遇いいです。
「会社の社員」ってことなら、社宅・・・ってところなのでしょうか?これ。

ツツジ山は大当たりでしたね。
ダンナ(おれんじわに)が、立派な1眼レフカメラを持っているので、
来年、連れて行ってやろうと思っています。
by じょわがめ (2011-05-12 16:21) 

ハーボット好き

佐倉美術館初めて知りましたが、凄いところですね
是非行って見たいです
アップしてくれてありがとう。
知らない所が知れるって嬉しいです
躑躅満開で見応えありますね
色んな季節の花々が見られていいですね
by ハーボット好き (2011-05-13 00:28) 

じょわがめ

♪ハーボット好きさん♪
佐倉は、知名度はいまひとつですが、城下町ですので、雰囲気は良いですよ。
特に京成電鉄の佐倉駅周辺が、本当の旧市街になります。
国立歴史民俗博物館(佐倉城址)や佐倉市立美術館が徒歩圏内ですし、
DIC川村記念美術館への連絡バスも走ってます。(京成・JR)
電車でしたら、JRより京成でおいでになることをお勧めします。
佐倉市のホームページによると、武家屋敷で、最近「仁」のロケがあったとか。
・・・市民じゃないけど、息子が佐倉市内の高校に通ってますんで、宣伝もね。

歴博の植物園は、昔からの実用的な植物が中心で、観察会もやっているようです。
毎年、夏には朝顔の特別企画をやっているみたいです。行ったことないけど。
(夏休み前になると、子供たちが学校からチラシを持たされてきてました。)

川村記念美術館の自然散策路は、人の手が入った部分のほかに、
もともとの里山を生かした部分もあるそうなので、
年間通じて、いろいろな草花も見られるそうです。パンフレットによると。
山野草の展示や即売イベントもあるみたいですよ。
千葉方面にお越しの機会はぜひぜひ。
by じょわがめ (2011-05-13 18:34) 

サンフランシスコ人

「カンディンスキー、エルンスト、ロスコ、ステラ、ウォーホル・・・」

フランク・ステラ展がサンフランシスコ美術館(Fine Arts Museums of San Francisco)であるそうです....

http://deyoung.famsf.org/exhibitions/stella
by サンフランシスコ人 (2016-06-03 06:15) 

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